私たちの野菜づくりは専用のウレタンに種をおろすところから始まります。十分な水を含んだウレタンに播かれた種は、温度管理された暗室の中でじっくりと発芽の時を待ちます。このとき均一に発芽を促すことがとても重要になります。
発芽を確認するといよいよ色出し台(苗床)へ移します。温度と湿度の管理に注意しながら数日様子をみて、緑化したところで追肥をしながら大事に育てていきます。ここでの健康な苗づくりが収穫する野菜の出来と量を左右することになります。
10センチ前後まで大切に育てた苗を水耕ベッドのパネルに定植します。このとき生育の良い健康な苗のみを選び、葉を傷めないように根が確実に収まるように注意しながら心を込めて植えてゆきます。野菜の種類や定植時期により株間を調整します。
季節に応じハウス内の温度、湿度に注意しながら毎日換気に努めます。また、野菜の大きさに合わせて的確な肥料調整を行うことで、しっかりとした茎、肉厚な葉の野菜を育ててゆきます。
収穫サイズに達した野菜をいよいよ収穫します。パネルから簡単に抜けることで野菜を傷めることなく収穫し、夏場はしっかりと予冷をすることで元気で新鮮な野菜をお届けいたします。お客様のご要望に応じ、根切り、掃除、袋詰めをして出荷します。
社員、スタッフの従業員一同、毎日心を込めて野菜と向き合っています。安心安全な栽培管理を心掛け、丁寧な収穫・調整作業と出荷作業で、お客様のもとに新鮮で美味しい野菜をお届けしております。